(尺1寸の面構え) |
九頭竜川に流れ込むこの入谷は、テンカラ氏のNさんが以前クマとにらめっこをしたところ。 私も心して入渓しました(クマスプレー持参)。 車止めから歩き始めたすぐに、上流から帰ってくる2人組の餌釣り師に会いました。 「全く釣れんネ〜」と言いながら、クマ鈴をジャラジャラ鳴らしてましたよ。 彼らもこの川のことをよく知ってますねー。 それで釣果はやっぱりダメだった。小イワナ数匹と、なんとか23cmのアマゴ1匹。 堰堤上のプールでは20cm程のアマゴが10匹くらいウロウロしてたけど、毛ばりを 見てくれるだけで、咥えてはくれませんでした。 下の写真は23cmアマゴと、この入谷用に作った山翡翠NO16ロッド(7’00”#3)。 |
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6月9日 ?谷
?谷としたのは、あまりに釣れすぎて、皆さんに教えたく無い訳ではなく、マップルに 名前が載っていないだけ。石徹白支流俵谷の向かいの川です。 上記のとおり、この石徹白地区は、釣り人でごったがえしてます。峠川はもちろんのこと、 本流も釣り人だらけ。異常な人数です。まるで釣り大会状態です。(けっして大会をやってる 訳では無い)そこで?谷へ行きました。ここの釣り人はゼロ。ちょっと判りにくい所だから、 みんな知らないんですね。 釣果は15〜25cmのアマゴとイワナを5匹。25cmはイワナです。魚は落ち込みの肩の所 に付いていて、結構苦労して釣りました。合わせミスも多々ありました。 同行してくれたK氏は、0匹。こうゆう結果は、ちょっと困ります。K氏はさほど気にはしてない とは思うけれど、私としては、とても気がひけます。いいポイントを譲ってくれるのは嬉しいけど Kさん、あんまり、気を使わないでね。 |
6月10日 六厩川〜峠川
今日はボウズ。う〜ん。やはり「釣れないフライ日記」になってしまった。 まだまだ、修行が足りません。 キャッチ&リリースになった峠川は、さすがに魚がいっぱいいます。22〜25cm位の魚が ミッジサイズの何かを、パクパクと食べてるところを、よく見かけました。もちろん、私のフライは 全く無視。魚の横を通り過ぎても、まだライズしてます。よほど釣り人慣れした魚達ですね。 この川で、まともに釣れるようになれば、私の修行も1ランクステップアップするのですが・・・。 |
6月16日 久沢川〜九頭竜上流
今日は梅雨の晴れ間。各河川とも、やや増水してて、大物が期待できそうです。 最初に入ったのは、久沢川。ここの川は、ダム上の川なので遡上ものを期待しての釣りです。 釣果は、20〜24cmを6匹ほど。ウグイも2匹釣った。24cmアマゴは、尻尾がV字型なので、これは ダム上がりと思えます。遡上もの狙いはとりあえず、正解だったようですが・・。 今日の魚の出方は、ちょっと変でした。瀬で釣れるのは、イワナとウグイ。巻や流れの無い所で釣れる のがアマゴ。これは反対ですね。増水のせいですかね。 その後、九頭竜上流。 ここは全くドライには出てくれませんでした。ウェットに付け替えてようやく反応するようになったものの、 フッキングせず。そして最後に出てくれたのが33cmのアマゴ。自己最長です。尻尾がチョキになッてて いわゆる戻りアマゴ(戻りシラメ?)ってやつですね。フライはテンカラ針(石垣尚男バージョン)と言うのが フライマンらしく無いのですが、そこはどうかご容赦くだされ。 |
6月24日 九頭竜上流〜荷暮バックウォーター
今日も梅雨の晴れ間。でも、3日ほど前に随分の雨が降った為、どこの河川も、結構増水してます。 ただ、九頭竜上流は、ドライフライでもなんとかなりそうな水位。 ここでは、ポツポツと魚は出てくれました。でも、なかなかキャッチできず。流れが速いせいで、リーダー のコントロールが上手くいかないんですね。バラシやら、合わせ切れやら、フッキングしなかったりで、 結構苦労しました。結局釣ったのは18cmアマゴを3匹。10匹は出たのにネ。まだまだ、修行不足! その後、荷暮バックウォーター。釣果は、ウグイを10匹以上と22cmアマゴを1匹。この場所でウェットを 引いてアマゴを釣ったのは初めて。ちょっと嬉しかったですね。 でも、ウグイって魚はかわいそう。当りも引きもアマゴとたいして変わらないのに、美味しくないという だけで、随分差別を受けてますよ。(ただし、ウグイを刺身で食べる地区があるらしい・・・ゾゾッ!) そう言う私も、ウグイには決して触りません。あの、鉄っぽい生臭さがイヤでイヤで。ウグイ、ごめんね。 |
6月30日 読書
大水と雨のため、今日は読書。 宮部みゆき著「鳩笛草」。表題作の「鳩笛草」を含め「朽ちてゆくまで」「燔祭」の3つの短編集です。 「燔祭」は、後に「クロスファイヤー」に発展して映画にもなりました。 さて「鳩笛草」。内容は、はからずも、人の心が読めてしまう超能力を持って生まれてしまった女性刑事 の物語。ところが、その能力が衰えはじめ、と、同時に、身体機能まで衰えていく、と言うストーリーです。 当然、彼女を支えてくれる男性刑事がいて、・・・。最後は、ハッピーエンドに終わるんだけど、それは、 精神的なもんだけです。その超能力が無くなっても、体のほうは、少しずつ弱くなってるんですね。 本を読み終えて、その先を考えると、う〜ん、ちょっとかなしくなってしまいました。 7月1日は、晴天。しかしどこも増水してて、釣りになりません。そこで、荷暮バックウォーターへ行きました。 ところが、ここには投網をしてるオヤジがいるではないですか!!よく見るとウグイらしき魚がたくさん網の 中に入っていましたよ。まあ、ウグイなら、全部捕り尽くしてもらってもいいんだけど、なんだかイヤな気分に なりましたね。結局この日は竿を出しませんでした。 |